予算を頂いて行うと、やれる範囲も人員にもライン引きしなければなりません。しかもその土地ごとで穴埋めの範囲も違います。と考えれば有志を募り、必要なところに目掛けて動ける様に仕組む方がメリットがあると思いませんか?!
いえいえ、それは専門職にお任せしましょう。
SAKURAは「人」につくのでは無く、「場」の安全に目を通す事です。その場が安全であれば、来訪者の安心も高まります。これも「穴埋め」なところですよね。それと緊急動線といった人を逃がすための路線にも気を回せるようになります。ここが最も重要なポイントでしょうね。
指定先の登録サイトは東日本大震災後に「ニフティー」「ヤフー」のボランティア登録サイトを統合して「日本財団」が立ち上げたサイトです。
これは当時、登録サイトが濫立して、正規な団体を探り当てられなかった為、ニセモノが発生したり詐欺事件をおこしたりと、散々な状態だったのです。
そこで、登録後には番号を発給し、身分証にも用いられる様にしました。
簡単にいえば「活動体の安全策」に用いるサイトです。
こうやって身分を確立しながら動いていただけると、活動者の安心と安全にもつながって行きます。
一番は皆さんがしっかりとした足場を踏んでいるという証だという事ですね。
信用を得る為には表面に姿を現す必要もありますからね。
青パトといえば町なかパトロールですね。
主に不審者の抑制、ドロボウの抑止が主です。表面活動はこの辺りですが、その他に広報活動があります。特種詐欺への啓蒙活動や自転車・クルマの盗難防止といった被害金額が大きい事案を対象にしています。
また、火災現場にも臨場します。これは火災原因を「放火」と疑っての行為です。
その他にも、スクールサポート隊や交通推進隊などとの連携もあります。
ここで言えるのは、盗犯・詐欺事件は他の団体では対応が利きません。と考えると、ある意味、専門団体とも言えますね。
災害時に発生しうる「孤独死」といった「関連死」にも目を向けることができますし、外郭から入り込んでくる「怪しいヒト」への「堤防役」にもなれます。
また、先にも出ましたが、出火時は放火を疑っての動きが必要で、万一、放火となれば対策への初動も早くなります。
ここで言えるのは、居住先での活動であれば、範囲もそう広くはないことで、手先も目先も効きやすいということです。
そのためにも細かい活動体が必要なんですね。